家を売るとき、いくつかの不動産会社に査定を頼んでみると金額に差があることをご存知でしょうか。頼む会社によって数百万円単位で差がでることもあり、きちんと比較をしなければ損をしかねません。
実は、リースバックでも似たようなことが起きるといわれます。賃料のことも考える必要がありますが、基本的には会社によって強みやスタンスが違うため、比べてみると色々な違いがみえてきます。ここでは、リースバック業者を簡単に比較する方法と、どのようなところを意識して相談した結果を比較すべきなのか説明します。リースバックの相談先としては、どんな会社がおすすめなのでしょうか。
まずはリースバックについて理解しましょう!
リースバックは大手に頼むべき?
とりあえず大手に頼みたい、という方は少なくありません。たしかに大手なら多少損をしていたとしても安心感があります。しかしリースバックでは、見知った会社に頼む場合でも注意点があるので、紹介します。
リースバックは比較的新しいサービス
2020年時点では、リースバックは歴史の浅いサービスといえます。法整備が進んでいない部分もあるため、見知った会社が運営しているからといって安心できるとは限りません。場合によって新規参入した事業者が、法には触れることなく、利用者が不利な条件を提示していることも考えられます。
お金がないことが弱みに
急ぎ資金調達が必要な場合、どうしても利用者側の立場が弱くなります。結果として、余裕がないために条件を飲まざるをえず、相場よりも安い金額で売買したり高い賃料で借りたりする可能性は十分にありますす。
これらのさまざまな不安を拭うために必要なのは、大手に頼むことではなく、比較することです。リースバック業者を比較するだけで各社の違いや相場が見えてくるため、納得してリースバックを頼むことができるはずです。
リースバック比較を簡単にする方法
先述のように、リースバックの比較は大切ですが、ひとつひとつ会社を調べるのは面倒です。ここで、簡単にリースバック業者を比較する方法をご紹介します。
リースバック比較サイトがおすすめ
リースバックが一般化していくにつれて、リースバックを扱う業者が増えてきました。これに伴い登場したのが、リースバックの比較サイトです。
比較サイトでは、ご自身の物件に関わる情報を入力するだけでおすすめのリースバック業者がみつかります。さらに、手間をかけることなく各社の査定結果がもらえるので比較も簡単です。
ちなみに、当サイト(リースバック比較プロ)でも簡単に複数のリースバック業者を比較することができます。とりあえず、試してみてはいかがでしょうか。
リースバック業者ランキングは使える?
業者ランキングは参考にしにくいです。なぜなら、ランキングの集計方法や運営母体が不透明だからです。場合によっては、その順位をつけたサイトの運営者にメリットがあるように情報操作されている可能性もあるでしょう。
また、不動産ごとに違いがあることを考えると、業者ランキングがそのままメリットが大きい業者のランキングであるとは限らないことにも、注意しましょう。
リースバック業者の評判や口コミは使える?
リースバックを頼む前に業者の評判を比較したいという方もいるでしょう。口コミや評判を掲載しているサイトは多数ありますが、こちらも情報元が曖昧です。
また、担当者へのコメントも散見されます。社風や社内教育を知る手がかりにはなりますが、リースバックで損をしないための参考にはならないでしょう。
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リースバック比較でおすすめ会社の見つけ方
いくつかの比較ポイントを押さえておくと、おすすめのリースバック業者を見つけやすくなります。
買取額で比較
リースバック業者を比較するなら、買取額は重要です。リースバック業者は買い取った物件を自由にできないため、一般的な不動産買取よりも買取金額が安くなる傾向があります。とはいえ、比較すれば金額に違いがあります。金額が安くなりやすいリースバックだからこそ、少しでも高い金額で売れる会社を選んで、少しでも多く資金調達できるよう努めるといいでしょう。
また、金額に差がなかった場合でも、その金額が相場であると納得できます。その場合は、他のところを比較して決めることになります。
家賃で比較
リースバックでは自宅を売ったあとに賃貸借契約を交わすことになります。そのときに決められる1ヶ月の家賃は、次の計算式でもとめられることが一般的です。
売却価格 × 約10% ÷ 12ヶ月
この計算式で計算するならば、高く売れればそれだけ家賃が高くなります。しかし、家賃の設定に関して決まりがあるわけではないので、実際には各リースバック業者によって金額は上下することが想定されます。「いくらで売れるか」と「いくらで借りられるか」をセットで考えるようにするといいでしょう。
事務手数料で比較
リースバックを利用するとき、会社によっては事務手数料が発生します。名目はさておき、その会社独自の費用がかかることがあるため、得られるお金から費用分を差し引いて比較した方がいいでしょう。
買い戻し(再購入)で比較
リースバックでは将来的に買い戻しを考えて利用するケースがあります。しかし、契約についてきちんと確認しておかなければ、場合によっては買い戻しできないということもあります。確実に買い戻しできる契約形態かどうか、確認をしておきましょう。
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